ほくろとは
ほくろとは、メラニン色素を生成する細胞であるメラノサイトが、皮膚の一部に高い密度で集まり黒く見えるものをいいます。ほくろは医学用語で母斑細胞性母斑、色素性母斑と呼ばれています。昔の人は、ほくろのことを母糞と言っていました。意味は「母親のお腹の中でついた母親の糞」というアホみたいなものです。なんでこんな汚いような名前を付けたんでしょうね(笑)鎌倉時代の最初の頃に「母黒」という言葉ができて、それが時間が経過するとともに変化して室町時代末期には、ほくろになっていたようです。
ほくろの種類
ほくろの種類には、境界型、複合型、真皮内型の3つがあります。境界型は、表皮と真皮の境い目で母斑細胞が増えてほくろになっているものです。表皮は皮膚の最も外側の部分ですので、紫外線などの刺激にさらされている部分です。複合型のほくろは、皮膚の外側の表皮と真皮の境い目と真皮の両方で母斑細胞が増えているものを言います。真皮内型のほくろは、皮膚の真皮内で母斑細胞が増えてほくろになっているもので、大人の顔にできるほくろはほとんどが真皮内型だと言われています。
ほくろの原因
ほくろが出来る原因は主に紫外線によるものです。ほくろが出来るメカニズムは、生まれた時からあるほくろ以外は、メラノサイトというメラニン色素を生成する細胞が活動しすぎてしまった結果です。通常、メラノサイトは紫外線から肌を守るためにメラニン色素を生成するのですが、メラノサイトがなんらかの理由で異常に活動しすぎてしまうと、その結果としてほくろが出来てしまいます。極力ほくろが出来ないようにするためには紫外線対策は欠かせないものとなります。紫外線の量はオゾン層が薄くなってきている現代ではどんどん多くなってきていますので、少し外に出ただけでほくろが出来てしまう可能性もあります。